第29章 午後11時。愛欲の奴隷*
「明日は洗濯大変だね…なんか考えなきゃ」
そんな現実的なことを呟いて、脚を伝うほど潤んではいてもまたすぐに閉じかけていた秘肉を掻き分けて、再び熱の塊がみちみちと侵入してきた。
「っっあッッ… んぁ…ッ」
それでもなるべく優しく快楽だけを拾わせてくれるみたいに私の腰を掴んで浮かせ、時間を掛けてすっかりと埋まるまで進めていく。
今度は上下に緩く動かれる。
隙間無くいっぱいに満たされた私の中は先程の余韻と相まりヒクヒクとおののいて、腰が崩れそうに気持ちいい。
「ぁぁぁああっぁああッ… らめッ…あっあ、いいっ」
「おれも、いい。 いつも入り口の方とか、辛そうだったから遠慮してたけど、今は簡単にズボズボって入るね」
「やあ…またっ……感じ…ちゃ…はぁあ、あん」
最初は内部を這うような軽い動きだったのが、甘い声を上げ続ける私をあと押しするように大きなストロークに変化していく。
幾度も腰を打ち付けるようにパンッパンッと音が大きくなり…そして次の瞬間、ぐちゅうぅっと最奥の秘められた部分に尖端が吸い付いたのが分かった。
「奥のコリコリしたの。 ココもいい?」
分からない。
ただ子宮に絶え間なく広がる熱はただ膨大に蓄積されていくだけで。
それでも我知らず私は恥骨を浮かせてそこの部分に自身を擦り付けていた。
「はぁっんっ!……ん…深いいっ、ぁあん」
「ふふ…真弥、やらしーね。 これに精子かけて欲しいのかな……?」