第23章 狼の里にて 前編*

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「お前は元は確か、どこかの異国の血が混ざった領主の娘だったな。 ………随分とみだらな体になったものだ」


情欲の滲み始めた彼の顔から軽薄さが薄れ、異性を惑わすような視線で女を舐め始める。


「あぁっ……だって、それは……旦那様の、せいですわ……」


今や裾が乱れ、女の白い腿が露わになった状態の、その間に男の指先が垣間見え、それがうごめいていた。
それに従い女の腰も、不規則にゆらゆらと揺れる。


「お前のこれは、こんなにビラビラと広がってたかな？」

「そんなっ……ひっぱらないで…下さい。 旦那様がそうやって、弄るから」


「お前のヒダは抜く時に絡まって、なんともいえんからな。 見せてみろ」


まるで人形か何かを扱うように女の体を軽々と抱え上げて、自分の脇に横たえる。
片方の足首を掴み、自分の肩よりも上にあげて赤く割れた外陰部を覗き込む。

そこを凝視したまま、男の顔が移動してそこに埋まる。
細く軽い嬌声と共に、のけ反って率直に反応する女の体。


「旦那様……そこ、はっ……ひいっ！」


掴んだまま、顔も埋めたまま男はそこから動かない。
ただ頬の骨格が時折動いている。

女の茂みから顔を少しばかり離した口元から長い舌が伸びていて、そこに愛撫を加えていたのだと分かる。


「肉の芽もすっかりと剥き出しだな」

「そ……やって、あうう……吸われる……からっ…あッ」


舐めたりついばむ感じではなく、じゅうっ、じゅっ、じゅっじゅっ、と何度も音をさせ、唇で包皮をすっぽりと覆い、舌で陰核を細く締め付け、両方を強く吸い上げる。

脚を離された女の方は、今やだらりと力なくそれを広げ、時折ビクリと膝を揺らしながら、男の成すがままにさせている。
そしてその口淫に、手による愛撫も加わり始めた。

男の長い手が女の着物の胸を割り、その顔に合わない豊満な乳房が片方の襟元からこぼれ出る。