第6章 目的 2 ❇︎ 【煉獄】
これはもはや、焦らしプレイか何かが始まっているの?
「ね、煉獄さん、その…生理現象のモノをずらしていただけませんか?流石に恥ずかしくて…」
やっとのことで伝えたけれど、ちゃんと伝わったかな?
「む?ずらすとは…どの方向か…?」
ずいっとずらされた方向は全く思っていなかった方向で…
「ひゃんっ!」
お尻の方を下げられたショーツの間を割って入り、
煉獄さんのモノはまさかの私の大事な場所に進んできた。
まさかの直に感じることとなり奏は慌てた。
「ち、ちがいます!ずらすと言うか、どかしてください!」
「君は注文の多いのだな。」
——っていうか、この感じ…えっ、まさか…
「し、下着履いてます⁉︎」
「バスローブの下は何も、着ないのがセンス(常識)だろう?」
知らない!そんなセンス!
「ちょっと、こんな事してたら間違いが起きてしまいます!」
「俺は間違いとは思わない!」
「えっ、も…やだ!」
私が身を退かそうとすると、自然と煉獄さんのモノを擦ってしまった様で、「んっ、」と彼から甘い吐息が漏れる。
——そんな声出されたら、変な気分になっちゃうじゃない!
しかし、がっしりと掴まれた腕から抜け出すのは至難の業。
自分が身体を動かす度、2人とも刺激されてますますおかしくなりそうだった。