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あなたの…【鬼滅の刃】 短〜中編

第5章 目的  【煉獄】



シャワーを浴びて湯船に入る。

…私、本当にどういう状況なんだろう。



〜♪


私のスマホの着信が鳴った。
「誰だろう?」

私は手を拭いて脱衣場からスマホを取った。
相談をしていた友達からだ。

彼女にはとりあえず大まかな事の成り行きは説明済みだ。


「もしもし?」
『あ、もしもし?どうよ?どんな人だったの?』
「いやどうも何も!すっごいイケメンが来ちゃったのよ!」

私は小声で一生懸命訴えた。

『は⁉︎それは聞いてないんですけど!写メ、写メは?』
「何言ってるの⁉︎写メなんて撮れるわけないでしょう⁉︎」
『彼氏役してるんだから彼氏らしい事して貰えば?』
「彼氏らしい事って何⁉︎」

しばらくそんな話をして切る時、
『で、明日は何時に彼と待ち合わせしてるの?』
「え?今同じ部屋にいるよ?」
『は⁉︎』

後日詳しく!と電話を切られた。




ーーーーーーーーー

その一部始終の会話を煉獄に聞かれているとはつゆ知らず。


「イケメン…か。光栄だな。」


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