第18章 みんなで旅行!
『別に怒ってねぇし、達磨さんも興味本位で聞いただけだろ』
達磨「だが…」
言葉に詰まる
言いたいことは沢山ある
けれどは自分の為じゃなく誰かを思って行動する
1番分かりやすいのが呂駆呂と蓮琉の時だ
助けるためなら自分の髪さえ切ってしまう
無鉄砲ではなく、勝てる自信があるから相手の挑発も受け流す
感情任せにならない
だが、相手を許す気もない
それが俺が見ている
『達磨さんはもう少し痩せた方が良いんじゃねぇか?』
そう言って俺の腹を触るは“男”だから“女”だからとは絶対に言わない
誰かが泣いてたら相手に合わせて空気を読む
達磨「はそのままで居てくれよ」
『…?当たり前だろ?』
そう言って笑うは何処までも綺麗で儚かった