第18章 みんなで旅行!
達磨「なん…で…」
言葉に詰まる
ならどんな家庭でもやって行ける
なのに本人は望まない
『……俺はそう言うのとは無縁な所にいる。この命も何年持つか分からねぇし、中王区ともごたついてる。仮に俺が死んだらソイツを悲しませる事になる』
そんなの嫌だろ?
そう言って笑う
無縁な所にいると言い放った後、仮に自分が死んだら自分と付き合っていたやつを悲しませる事になる
戦争孤児だったからこそ残される立場も分かっている
達磨「さっきの事は忘れてくれ…」
浅はかな自分の考えを殴りたくなる達磨だが、は何でもない事のように笑った