第18章 みんなで旅行!
御籤「お前はちゃんとした女だろ」
『へーへー。それはどうも』
そう言うとは立ち上がる
『んじゃ俺はそろそろ行くからな。お前もしっかり寝ろよ?』
じゃあな〜と片手をヒラヒラとさせる
御籤「待っ!上着!」
『あー?やるよ。お前には丁度いいサイズだと思うぜ』
そのまま歩いて行ってしまった
残された御籤は呆然との後ろ姿を見つめた
真っ直ぐな芯のある瞳に色彩に光る髪
人の本質だけを見つめ、上辺には興味が無い
人を怖がる事もしなく、人の心を掻き乱す
御籤「っ…何だよ。アイツは…」
御籤は貰った上着を抱きしめた