第18章 みんなで旅行!
寂雷 side
ゴクゴクとビールを飲むさんは、何処か儚げで、消えてしまうのでないかと思ってしまった
『寂雷さんはさ、気になる奴いねぇの?一二三は女性恐怖症だし、独歩は仕事の都合で出来ねぇだろ?』
繋がれた手の温度はヒヤリとしていて、私の熱を奪うかのようだ
寂雷「…いますよ」
『ふーん、え?居んの?てっきり“居ませんよ”って返ってくると思った』
予想外と言う顔をするさん
寂雷「ふふっ。私も男なのだからね、気になる人位は居ますよ」
『へー。寂雷さん年齢より全然下に見えるから良いんじゃね?』
飲み終わったビール缶は袋の中にしまい、また取り出し片手でプルタブを開けるさん