第18章 みんなで旅行!
零「嬢ちゃんはこの世界をどう思ってるんだ?」
月に手を伸ばすのを辞めて代わりにお猪口を持ち、チラリと零を見る
『どうとは?』
零「……醜いと思うか?」
タバコに火を付けるは、肺いっぱいに吸うと吐き出した
『…醜いと言えば醜い。綺麗と言えば綺麗だ』
まるで言葉遊びをしている様だ
零「どういう意味だ?」
『そのままの意味だ』
トントンと指で灰を落とす
『世界は醜い。けど良く目を凝らせばそこに映るものは綺麗なんだよ。例を挙げるなら“人間”だ』
零「人間ねぇ」
零は分からねぇと言いたそうに呟く