第18章 みんなで旅行!
蓮琉はまだ14歳で家庭を守る為に萬屋している一郎、それを支えようとする二郎と三郎
『可愛いじゃねぇか』
左馬刻「お前は一郎のダボが良いのか?」
左馬刻の言葉には驚いたと言うように笑う
『違ぇよ。ただ必死に生きてる姿が好きなだけだ』
毎日毎日必死だった自分と重なる
蓮琉の為に奔走した日々が
『お前らもう寝ろよ。俺もこれ飲み終えたら風呂行って寝るからよ』
クイッと酒を飲み干したはゆっくりと立ち上がるとタオルだけ持って部屋から出て行こうとする
呂駆呂「待て」
『…俺はお前らが楽しければ楽しいんだから良いんだよ』
柔らかく微笑んだその笑みに嘘は無かった