第18章 みんなで旅行!
『何か…その内お前らと一緒にいるのが当たり前になりそうだよな』
深い意味は無い
ただ漠然と出てきた思い
簓「なんや〜…俺らとはもう一緒に居りたないんかい」
『出来上がってんな〜…簓』
ポヤポヤした顔で擦り寄ってくる簓には頭を撫でる
人を平気に甘やかし、自分は大丈夫だと言い張る
一郎「あの…「すみません、様」っあ」
女将に呼ばれたは一郎の頭をポンッと優しく撫でると女将の居る場所に向かい、襖を閉めてしまった
あまり撫でられた事がない一郎は、“男”にしては細く、“女”にしては大きな手で撫でられた部分を触る