第17章 熱を出した少女
『俺天才じゃねぇけど?』
呂駆呂「はぁ…」
は小首を傾げながらも会計へと向かう
一郎「満天星さんも苦労するっすね…」
呂駆呂「アイツは無理しやがる癖に弱音吐かねぇからなぁ」
無理してない、大丈夫だ
勝手に自分達もそう思ってしまう程、の偉大さに気付かされる
呂駆呂「今度の旅行で何か変わるといいんだけどな」
一郎「そういえばいつになったんすか?」
呂駆呂「まだ未定だ。特に学生は学業が本業だつって、勝手に休ませるのはあいつが認めねぇ」
二郎「う…」
三郎「そう…ですね…」
一郎「今度の連休とかどうすかね?」
落ち込む二郎と三郎を見かねた一郎がそういう