第16章 出張オオサカ!
『……悪ぃ……。寝てる間は記憶がねぇんだけど…怪我させるつもりはなかったんだ』
いつも1人で寝るのは気配で起きる為
触ろうする者を守るためだった
呂駒呂「不用心に触ろうとした俺が悪かったな」
『……一応湿布貼っとこうぜ。悪化したら大変だ』
はそう言うといつものデカいバッグから救急箱を取り出すと、パカッと蓋を開けて湿布を取り出し、呂駒呂の近くへ来る
呂駒呂「別にこのくらい…」
『DJは腕が命だって言ったのは師匠だろ』
ペタリと貼り付けクルクルと包帯を巻き付ける
やはり手馴れていて呂駒呂はそれが何処か悲しくなった