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凛として咲く華の如く

第14章 少女の過去


理鶯「…良い名だな」

『あぁ…大切で…残酷な名前だ』

大切で愛おしい反面、残酷で冷酷
二度と"また"を使えなくしてくれた
けれど"人"を大切に出来るようにもしてくれた
とある軍人が付けた名前

理鶯「……そうか…」

『ッ…ゲホッゴホッ!』

薬が効いて少し咳が出なくなったが、再び出るようになってしまった
理鶯がの額に触ると驚くほど高熱だった

理鶯「すごい熱だ」

『はは…だろうなぁ…』

グッタリとしながらも頷く

『蓮琉には…内緒な?』

少しだけ笑うとは意識を失った
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