第14章 少女の過去
呂駆呂「(あいつの癖が出たな)」
何かをしてないと落ち着かない
酒を飲んでも落ち着かない
いつもの笑顔は無く、瞳も残酷に光っている
アミリア「えっえぇ…お願いね」
『はい』
奥に引っ込むと洗い物をする
左馬刻「なんかイラついてたな」
呂駆呂「はイラつくと何かしてねぇと落ち着かねぇんだよ」
だが、皿を割ることも、相手に暴言を吐くこともしない
機嫌が悪いから近づくなと自身が機嫌悪い事を伝えていた
乱数「えぇ〜?でもってさ、滅多な事じゃ怒らないんじゃない?」
呂駆呂「これは俺の予想だが、大方俺のことか、お前らの悪口かクソガキの事かを言われたんだろ」
は自分の懐に入れた者には優しいが、その者を貶される行為は大の嫌いなのだ