第13章 彼女のフリ
『頂きます』
パクリと口にガトーショコラを運ぶは美味しそうに食べる
『甘い物意外といけるな』
一郎「こっちの抹茶ケーキも美味いっすよ」
『あ、半分だったな』
ガトーショコラを半分に切ると、一郎の前に差し出した
『ほら、半分』
一郎「俺ものどうぞ」
一郎も同じく半分に下抹茶ケーキを差し出す
『うん、抹茶ケーキも美味いな』
一郎「ガトーショコラも甘さ控えめで良いっすね」
傍から見たら完璧にカップルだが、当本人達は気付いてない
『軽食くらいあってもいいんだが…こういう所ってあんまねぇよな』
一郎「そうっすね」
ふと一郎を見るは一郎の頬に食べカスが付いている事に気づく