第10章 少女に恋する
上目遣いで一二三を見つめるにドクンッと心臓が鳴る
それは感じたことの無い高鳴り
一二三「(まさか…)」
『?一二三さん?』
一二三「ねぇねぇ!俺っちの事呼び捨てで呼んでよ!」
急な提案にキョトンとするだが、静かに口を開く
『一二三?』
一二三「うん!もう1回」
『一二三』
一二三は確信した
蓮琉が怖くないのは相手がまだ子供だから
けどは20歳だ
女性と分別される歳頃
その相手が引っ付いて、自分の名前を呼ぶ
『一二三?うぉ!?』
ギュゥッと一二三はに顔を見られないように抱きしめた