第9章 女バレしました
アミリア「…」
『嫌な予感がしたらやっぱりか…!』
湧き上がる殺気、それは誰もが感じたことの無い殺意
呂駒呂「落ち着け」
誰も動けない中、呂駒呂がを抱きしめる
『師…匠…?』
呂駒呂「そうだ。俺だ」
呂駒呂の顔を確認するとフッと意識を無くした
呂駒呂の手には小型の注射器
呂駒呂「まさか使う羽目になるとはなぁ…」
『師匠わがままを1ついいですか?』
呂駒呂「あ?何だ?言ってみろ」
『──もし俺が俺を制御出来なくなったらこれを首に刺してください。睡眠導入剤の注射器です。お願いします』
初めて向けられたラップバトルよりも強い殺気に立っているのがやっとな全員