第9章 女バレしました
アミリア「蓮琉も嘘をつくのが嫌になってきたのよ。堂々と"お姉ちゃん"って呼びたいのよ」
『は?蓮琉が…?』
アミリア「貴女が嫌がってるもの分かるわ。でもね…嘘をつき続けるのは、みんなに失礼に当たらないかしら?」
アミリアの言葉には静かになる
自分よりも周りを大事にする
何より蓮琉を苦しめてた事に罪悪感が来る
『俺…は…』
アミリア「呂駒呂もはいつまで男装を続けるのかって聞いてきたわよ。DJになって、ラッパーまでなった貴女だもの。みんな幻滅なんてしないわ」
の揺れ動く瞳にアミリアはギュッと抱きしめる