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【呪術廻戦】infinity

第65章 家系



「えー、今日もデートなの?私と遊ぶ時間は?」
「また今度ね」
「それ先週も言ってたじゃん」


馴れれば馴れるほど、千夏がかまってちゃんであることを理解する。
面倒だとは思うけれど、嫌な気分では無い。


「ていうか、今の奴、本当に大丈夫なのか?」


夏油の言葉に首を捻る千夏。


「それってどういうこと?」
「千夏にはまだ早い話」


夏油がジト目で五条を見た。
普通に考えて、知っておいた方がいい話だってあるのに。
五条は千夏に甘すぎだ。


「…心配しなくても、関係は良好」


あ、ノート提出。
机の中からノートを取り出す。


「千夏。これよろしく」
「あ、うん!出しとく!」


はぁ、なんか面倒くさくなってきた。
私から誘ったはずなのに。


部屋に戻って着替えて、荷物を持って、本格的に行きたくなくなってきた。
でも、誘った手前、行かなくては。


「あれ、お前また縮んだ?」
「縮んでない!絶賛成長期だっつーの!……がぁ!絶対そーやって傑がグリグリするからだっ」
「同情してあげてるんだ」
「同情すんな!」


…騒がしいこと。
ああいうノリ、苦手だったのになぁ…。
憧れている自分がいる。


「お待たせ」
「おー。今日学校?」
「そー。そっちは?」
「そんなとこ」


今日の帰宅は早かった。
9時前には寮に着いたのだ。


(夜ご飯…)


相手は諸事が済むとすぐに帰ってしまったし。
駅でラーメンでも食べて帰ってくるべきだったか。
冷蔵庫に何も無いことを知っているため、コンビニだか飲食店だかは決めていないが、とりあえずもう一度出かけることにした。


「よっ。おかえりですか」
「…よっ」


…五条か。
驚かせんなし。


「また出かけんの?」
「腹減ったから。どっかで食べようかなーって」
「お、いいじゃん。俺も行っていい?」
「別にいいけど」


ご飯を食べていないわけでは無さそうだ。
でも成長期の男児に1日3食はきついらしい。


「おっちゃん、麺ましましねー」
「あいよ!」


この間、3人でここのラーメンを食べに来たんだとか。
私は適当な相槌しか打てなかった。


「お待ちどー!」


横並びのカウンターに並べられた大小のラーメン。
私はネギマシマシのねぎ塩ラーメン。
さっぱりした味を求めていた。

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