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【呪術廻戦】infinity

第65章 家系


*****

いいかお前ら、よく聞け。
そんな言葉はいつだって、毎日、毎時間のように聞いていた。


「はーい、わかりましたー」
「…俺だっていつまでも許せるわけじゃないからな」
「うんうん、分かってるよー。てか、夜蛾ってさぁ」
「夜蛾じゃない。先生って呼べと言ってるだろ」
「はいはい、それでさー…」


基本的に、私たち4人はいつも一緒にいた。
プライベートも、一緒にいることが多かったと思う。
けれど、はじめからそうだった訳では無い。
千夏は人見知りだし、学校にいる間はずっと先生にベッタリだった記憶がある。
五条や夏油も2人で出かけたり、はたまた1人で行動したり色々。


そして、私も。


「じゃーまた明日ー」
「えー、もー帰るの?」
「そー」


授業が終わればすぐに部屋に戻って街へ出る。
完全なるプライベートで。


「また彼氏ー?」
「まぁね。あんたも五条と遊べばいいのに」
「な、なんでよ!」


好きなら「好き」って言えばいいのに。
変なの、と思いながら教室を出るのが常。


今の彼氏……というか、体の関係だけ持っている、いわゆるセフレとは、かれこれ4ヶ月くらいだろうか。
入学する少し前からの関係だから、そのくらいなはず。

別に好きじゃない。
お互い割り切った関係だし……なんて思っていたけれど、最近は少し憂鬱。
面倒臭いな、と思いながらも、しっかりアクセサリーをつけて出かけるあたり、可愛くない。


「おー」
「おまたせ。今日早いじゃん」
「今日一限だけの日」
「あー…そうだったねー」


あとはいつも通りホテルに行って帰るだけ。
スッキリするなら他の方法でもいいけど、今の私には漠然とした鬱憤を解消する方法がこれしかない。


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