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【呪術廻戦】infinity

第64章 生き方



*****

ここ、東急の建物か。
前に悟と買い物に来た覚えがある。


「サッカーが大好きで大得意のひとがさ、サッカーのない世界に生まれたらどうするかな?」


声。
この声。


「ダメだ。上手く言えないなぁ。っていうか、理由ってそんなに大事?」


なんで…!!
私や千春に忠告されて逃げるような奴じゃないのは知っている。
でも、だからって…!


「いーじゃんいーじゃん楽しいじゃん。俺が楽しければそれでいいじゃん!!」


一気に地面を蹴って…
ガラスは割っちゃうか。


「君もそう思わない?」


グサッと誰かの体に刃物が刺さる。
血が、


「やめろ!!」







パリーン……カシャ








「野薔薇」


野薔薇の肩を叩く。
ギリギリの状態で立っていたのか、これだけで体が沈んでしまった。


「え、だれぇ?」
「今すぐその人から離れなさい」
「はぁ?コレ見て分かんないの?人質…」





「私が言ってんの。何逆らおうとしてんだよ」






手のひらを向ける。


「えぇ〜?何何?」


千春たちが来ない。
勝手にやってもいいのか?







パリッ








「いいんだっけ、黒じゃないスーツも殺して」




振り返ると、七海ちゃんが。
やっぱり、怒ってる。



「仲間の数と配置は?」



こうなったら私には手が負えない。
後から千春もゆっくり来ている事だし。


「野薔薇、大丈夫?」


見たところ、大きな外傷はない。
まだ動けるはずだ。


「…あんたこそ、大丈夫なの?」
「うん。真希は?」
「伊地知さんの件で別行動」
「なるほど。伊地知、大丈夫だったよ」


よいしょ、と立ち上がらせたけれど、その視線は私の後ろにある。
直後、大きな破壊音がした。


「これが…1級か」
「七海ちゃんは強いよ?」
「…」
「……ん?」


じっとこちらを見てくる。


「なんかあった?」
「…いや、何も?」
「…っそ」


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