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【呪術廻戦】infinity

第57章 特別講師



「おっ!重いねぇ」
「…ふっ。伏黒はこれで吹っ飛んだぞ?」
「へぇ。じゃあ、この防ぎ方を教えてあげないとだね」


葵の攻撃が重いことは認める。
でも、ルールは大切にしないと意味が無い。


「みんなと協力してください」
「おい、お前ら」
「いやいや、あんたがひとりでやるって蹴散らしてたんじゃん」


馬鹿なのか、独りよがりなのか。
私をイラッとさせるのは簡単だけど、呆れさせるのは難しいのに。


「ふむ。ケツとタッパがない割に、中々いい女だ」
「…あ?」


これは普通に…侮辱ではないか。
お尻も胸も揉むほどないのは認めるけど、身長は平均を越している。
なんて贅沢な男なんだ。
絶対にモテないはず。


「ちょっと、東堂先輩。この人誰だか知ってて言ってる?」
「特級呪術師だろ?」
「ううん。私、1級」


私の訂正に、葵は目を点にして「は?」と言った。


「特級だろ?」
「いや。1級」
「…話が違う」
「何の話?」


私の質問に答えず、この馬鹿者はヨタヨタと残念そうに向こうへ歩いていった。


「…気持ち、分かります」


三輪の同情。


「.…ふんっ!そんなこと言ったって、私は貴方達が嫌いなの」


危ない危ない。
つい乗っかってしまうところだった。


「…なんで私達、そんなに嫌われてる訳?」
「真衣ちゃんが無愛想だからじゃない?」
「なによそれ」


私がこの子達を嫌う理由はただ1つ。
皆して、あの虎杖悠仁を殺そうとしたから。
この年頃から殺しを行おうとしたなんて、先が思いやられて仕方ない。


「さて、面倒なやつも消えたことですしっ!さぁ、皆かかっておいで~」


加茂家の男と拳を交えるのは初めてのこと。
後で術式もチェックさせてもらおう。


「っ」
「おっと。加茂家の長男がこんなんで大丈夫?」


真衣は構築術式だったはず。
決して強いものではないから、体術がそれなりに出来上がってると予想。


「…なぁんだ」
「何よっ!」


西宮さんは体つきから、体術はあまり得意でなさそう。
術式的に接近戦になることがあまりないからだろうか。


「こらこら、真面目に取り組みなさい」
「…教師じゃないくせに」


三輪は真希とやり合えるくらいだろ?


「…」
「えっ、無反応!?」


面白いじゃないか。
もっと、もっと、本気でかかってこい。


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