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【呪術廻戦】infinity

第51章 コイワズライ


言い出しっぺの和田さんは何故か来なくて。

灰原先輩、七海先輩と3人で買うものもないのにコンビニに行った。

確か、お店に入った途端にチキンが食べたくなって…。

……ああ、ほら、やっぱり買ってる。



「ん、お前ら…」



皆が私のことを見る。

正確には私の後ろの人たちを。



「あ、お疲れ様です!」

「…お疲れ様です」



灰原先輩は元気に頭を下げて、七海先輩は声だけかける。

どんな時でもらしさを崩さないお二方であった。



「五条さん達も夕飯買いですか?」

「いや、私達は…」

「俺たちは最強に優しい男なので、女性方にプレゼントを、と」

「家入さん達に?」

「七海?何だい、その顔は」

「2人とも優しいですねー!あ、俺もなにか差し入れちゃおっかなー」



自分の買い物は既に終えているから、五条先輩達に頭を下げて入口付近に立ちつくす。



「…あれ。灰原先輩は?」



しばらくすると、七海先輩がビニール袋を持ってやってきて



「夏油さん達に混じって家入さん達への差し入れを選んでます。先帰りますか?」

「…いや、待ちます」

「そうですか」



七海先輩は時計を見てため息。

私と七海先輩はお互いにお喋りが好きでは無いので、特に会話は生まれない。

けれど、それがとても心地よい。



「千夏さん、このプリン好きでしたよね!」

「よく知ってるな」

「この前食べてましたから。家入さんは…フルーツとかですかね。あれ、五条さん、それは?」

「硝子用のチョコ。千夏には排気寸前のおにぎりでいーだろ」

「もー。千夏さんの扱い酷すぎますって」



胸がチクチク、チクチク。

あー、私ってこんなに顔に出るタイプだったんだ。

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