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【呪術廻戦】infinity

第50章 熱源



あの声にバサバサと飛び立った鳥達が落ち着いてきた頃。

この運動場に3人の男女がやってきた。



「やっほ〜みんな。あの声聞いた?」



五条先輩だ。



「聞こえましたよー。やっぱり五条さん達だったんですね」



あの声は女の声だったけれど…。

そんな疑問が解消されるのはもう少し先。



「誰だーなんて…うははっ!まじウケるよね」

「…叩くな、硝子」



…この人が五条先輩が唯一紹介した”なんちゃら日本男児”、だろうか。

それならば、その背中に乗っているのは同じ3年の先輩?



「てか、その子ら誰?」

「1年生ですよ!家入さん達が歓迎会来なかったから…」

「あん時は色々あったんだよ。な、夏油」

「まぁな」



家入先輩と、夏油先輩。

私達も一通り名乗って、形程度に頭を下げた。



「多分、これから接点出来ると思うから、一応よろしく〜」

「…私とは関わりないと思うが、まぁ…よろしく」



あれ?

2人とも、いい人?

私が思っていた3年生は、もっとこう…トゲトゲしてて、常にアバンギャルドな生活を送っているものだと…。



「…やっば、3年の顔面偏差値高すぎ。イケメン…」



和田さんはそんなことをブツブツ言っていたけれど、確かにその通り。

隣の伊地知に比べたら…なんて、顔でどうこう評価するなんてどうかしている。



「…ん、あれ。3年って4人いるんじゃ…」

「4人ですよ」



七海先輩が吐き捨てるように言う。



「くははっ…やべ、思い出しただけで…」

「あれは最高傑作だよ」

「うわ、夏油までそんなことを…。まぁ、今までになく芸術的…ぷっ…くく」



何となく、この3人が笑っている対象がもう1人の3年を指していることは、雰囲気で分かる。



「興味ある?」



灰原先輩が私の顔を見て小さく微笑む。

何だか勝手に心を読まれたようで、恥ずかしくて…。

感じ悪く顔を背けた。


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