『【呪術廻戦】infinity』第3章「共通認識」 25ページ - 夢小説(ドリーム小説)が無料で楽しめる -ドリームノベル- [スマホ対応]
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【呪術廻戦】infinity

第3章 共通認識



「あーあ。ここまで来たなら、京都いきたい」
「分かる」


前を歩く冥冥さんと歌姫。
任務に意欲的なのは2人だけだ。


「冥さーん。後どのくらいですか?」
「10分で着くよ」


硝子はふたりの間に割り込んで、冥冥さんの顔を覗き込んでいた。

…もしや、硝子もやる気?
こっちの仲間じゃないのか。
おい、親友よ。


仕方がないから、1人で歩く。
前の3人は会話が弾んでいて、楽しそう。
時折硝子がこちらを見ては、ニヤッとして見せつけてくる。
何がしたいんだ。


(あーあ、暇だ……あっ、雲)


ラピュタに出てくるような大きな雲。
もくもくと塊を作り、圧倒的な存在感を放っている。


(...皆で原宿に言った時も凄かったなぁ)


気づけば辺りは緑が生い茂っていて、ミーンミーンとセミが鳴いている。
ジコジコ、ジュージュー。
色んな虫が鳴いている。

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