• テキストサイズ

【呪術廻戦】infinity

第69章 取捨選択



そこから更に北へ。
途中で仮眠を取りながら、目的とする場所はとあるコロニー。
中に入る気は無いけれど、そこで会いたい人がいるらしい。


「ってかさー、ぶっちゃけ五条さんとなっちゃん、どっちが強いの?」
「悟に決まってるでしょ」


やっぱりそうなのかなぁ…。


『…五条悟の場合、最大の強みは呪力切れがないこと。高出力で術式を展開したり呪力を練り出しても、全く問題ない。千夏は呪力量は凡人の倍以上あるけど出力に体が持たないから、威力が落ちる』
「へぇ〜…。あの人、目も特別だし、本当に最強なのか!」
『今までの歴史から言っても、六眼と無下限呪術が揃った術師が、その時代の術師に負けることはほとんどなかった』
「ほとんど?」
『……興味があるなら自分で調べろ』


御三家の存在は私も知っている。
五条家、禪院家、加茂家。
血縁大好きなこの人達は、優秀な血を残そうと必死である。


「じゃあ、なっちゃん達は?なっちゃんメチャ強だけど、親も術師だったの?」
『千夏の生みの親は知らない。あと、私達血は繋がってないから』


おお。
何だか複雑そうだな。


「私の親は術師じゃないんだ〜。普通の家系なんだけど、私だけ見えちゃったって感じ。春ちゃんは?」
『……私はそもそも1回死んでるし。この体が誰のものなのかも知らない』
「……ん?幽霊?」


幽霊は嫌だよ!?


「ふふ、幽霊だってぇ」
『うるさい』
「千春、おばけなの?」
『殴るよ』
「ははっ!暴力反対!」


1回死んだ、という言葉は例えとしてよく使われるが(漫画の話)、少し過ごしただけでも堅物であることが伝わってくる春ちゃんが、そんな冗談を言うとは思えない。





────♩





「ん…………あ」


なっちゃんが固まる。
そして、春ちゃんがため息。


「完璧忘れてたわ……」


次の指針を決める際に1度も登場しなかった名前。


「もしもし」
《もしもし、じゃないですよ!今どこいるんですか!》
「あーごめんごめん」
《まさか忘れてたわけじゃないですよね!?私、わざわざ沖縄から来たんですよ!?!?》


/ 1115ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp