• テキストサイズ

【呪術廻戦】infinity

第68章 (飛ばしてください)




「やっと戻ってきたな…」
「千夏はっけーん」
「やっぱり、灰原とどっか行ってたらしいっすよー」


勿論、授業中だったから部屋に戻る前に寄るのは職員室。
先生も心配はしていたから、安心した様子だった。


「おい、起きろ」
「…」
「おーい」
「ばーか」
「…あーほ?」
「…マヌケー」


適当に罵詈雑言を並べておけば起きるかな、と思ったけれどそんな簡単なもので起きないことは知っている。


「…保健室にでも寝かせておけ。10分後に教室集合な」
「はーい」


寮まで行って戻ってくるのは面倒だなとか、そういう考えは俺の前では意味を成さない。


「連れてくか?」
「いい」
「手ぇ出しちゃうもんね〜」
「出さねぇよ」
「「ぷっ…」」
「おい。殴っていいか?いいよな」


こいつらのからかいにも慣れた。
千夏がいる前では言ってこないから許すけど、言った暁には絶対に許さない。


めっちゃ退屈な授業を受けていると、千夏が教室にやってきた。
いつも寝起きが悪いのに、寝起きにも関わらずピリピリしていた。
保健室の先生に何か言われたとか、そういう類いだろう。


「後で職員室…」
「分かってるってば。何回も言うなよウザったい…」


千夏が返事をしないからいけないのだが、先生はその点に関して怒ることは無かった。
千夏はふて寝をキメて、そのまま授業は進行した。


「じゃあ、明日は9時に外集合な。……千夏!」
「……ほい」


すっごい面倒臭そうな顔をして立ち上がった千夏。


「千夏ー。今日、あれ食べようよ。○ックの新作のパイ」
「…食べたい」
「決まり。じゃあ、とっとと先生のとこ行って戻ってこい。ここいるから」
「…うん」


顔が変わることは無かったけれど、少しだけその歩みは軽やかになっていた。


/ 1115ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp