第68章 (飛ばしてください)
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ども、五条です。
てかさー、学長と千夏仲良すぎない?
2人を会わせたのはこの僕だけど、全く想像してなかった。
千夏、大人が無条件に嫌いだったし、自分が大人になるくらいなら死んでやる精神だったし。
本当に学長がまともな大人でよかったよ。
千夏に手ぇ出したらマジで殺してただろうし。
よく2人で出かけることもあったし。
僕らも連れてけーって話だけど、みんな「あのふたりはあんな感じ」と受け入れてた。
千夏も学長の金使って色々美味しいもの買ってきてくれたからって言うのもあるのかも。
”ん、何それ”
”見んな!クソ!”
以前僕が忙しく飛び回ってる間に勉強して、卒業認定書みたいなやつを取得していた。
あの千夏が勉強?と思ったけれど、硝子が言うには結構頑張っていたらしい。
医者になるくらいだから勉強方面は硝子が強いけど、硝子の力だけで義務教育をサボりまくった千夏をどうこうできるとは思えない。
千春の存在は知っていたから、千春が手伝ったんだろうなと想像。
でも、千夏が努力家であることはみんな知っていたから、本人が嫌がってもとりあえずめちゃくちゃ褒めたよね。
僕達が褒めても嫌がるのに……そういえば、灰原がべた褒めした時は素直に喜んでいた気がする。
灰原はだるく絡まれても嫌な顔ひとつしなかったから、千夏にとって稀有な存在だったんだろう。
そういえば、灰原と一緒に旅行いってたな…。
僕達も誘えばいいのに、と思ったけどその裏には灰原の不屈の優しさがあって…。