第4章 荼毘 裏夢 先輩後輩
肩で呼吸しながら嬉しそうにお腹を撫でる。
ズボンを上げベントを付け直す荼毘
の脱がせた衣服を拾い、に投げる
キャッチして着る
「おい」
荼毘の方に目をやると水の入ったペットボトルが投げられる
これは荼毘なりの優しさ。その優しさが嬉しくてニヤつく。
「行くぞ」
「はい♡、先輩」
衣服を着直し荼毘について行く
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と荼毘の出会いは、ステイン襲撃後。
ステインを崇拝するが、路地裏で複数人のヒーローに襲われ?捕縛されそうな所を通りかかった荼毘が気分で助けた。それ以降荼毘に惚れ込んでついて来る。
従順に従い、単体ではそれなりに強いを良い捨て駒にする為に傍に置いている荼毘。荼毘はヴィラン連合に加わっているがは加えさせず、
裏で自分の思い通りに動くように指示している。
別日、路地裏。
昼間だが建物の影となる道は、昼とは思えない程薄暗い。
と荼毘が2人で歩いていた。
「先輩、今日もヴィラン思考の仲間集めですか?」
「あぁ、使えそうな奴がいたら勧誘。使えなければ薪にする。従わない奴は脳無の素材に氏子さんに渡す。」
「はーい♡この辺治安悪いですもんねェ」
そんな目の前に立ち塞がる複数の輩達。
ヴィラン連合に入れろと荼毘に申し立てる
「〜♪︎」
荼毘の様子を後ろから伺う。
荼毘の一言次第で殺すつもりで見る。
それぞれの個性を確認すると、荼毘はそのまま「 道を開けろ」といい通り過ぎる。
輩の1人が荼毘の肩を掴んで振り向かせようとすると、すかさずが腹部に注射器を刺し血を送る。
その瞬間苦しそうにすると、跪いて目や鼻、毛穴から血を溢れ出し失神する。
「先輩に触んな。…他もいらないですよね」
荼毘に確認すると「好きにしろ」と言う荼毘。
「……♡」
身軽で小さな体を回してそれぞれの死角に紛れ針で自身の血を送る。
その後は同じように血を吹き出し倒れる輩達。