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恋はどこからやって来る?/ 鬼滅の刃(短編・中編)

第43章 見えない艶っぽさを求めて / 🎴✳︎✳︎







この日から2週間後 ——
彼女と一緒に行ったお店で、玄弥と玄弥の彼女にバッタリ会った。

「で?どうだったんだよ」
「ああ、玄弥の言う通り…」

“最高って言葉を何回重ねても足りない時間だった”


俺達2人がトランクスコーナーでヒソヒソ話をしている中、お互いの恋人達はボクサーパンツコーナーで実に楽しく談笑しながら選んでいた。

七瀬が選んでくれた下着は俺の瞳と同じワインレッドと、彼女の瞳の色の焦茶色だった。

因みに玄弥はと言うと、何と真っ赤なボクサーパンツを2枚貰った。
彼はラッピングを開けた瞬間、鼻血を出して失神したらしい。

「死ぬかと思った。まさか下着を見てこんな事になるなんて、思わなかった」
友人は興奮を隠しきれない様子で、俺のメッセージアプリの通知を複数回鳴らした。





尚、玄弥の名誉の為、これは俺の胸の内だけに留めておこうと決めたのは言うまでもない話だ。









end.


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