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恋はどこからやって来る?/ 鬼滅の刃(短編・中編)

第38章 未来へのステップ and Go! / 🌊


そして1か月後。向井先生とカナエ先生の結婚式の日がやって来た。
式、披露宴が滞りなく終わり、今は2次会の時間である。
場所はキメツ学園から徒歩圏内のカフェ。

ハウスウエディングや、ガーデンウエディングも行える広いスペースのお店だ。


30畳程の一室の1番奥にステージが設置されている。新郎新婦の2人は向かって右側の長テーブルに着席しており、向井先生は上下藍色のスーツ姿。カナエ先生はデコルテを綺麗に魅せてくれるオフショルダーのデザインで、色は淡い黄色。生地にレースが使われており、上品な印象だ。


「ドレスの種類、何て言うんだっけ……」

「Aラインよ。肩から裾に向かって広くなっていっているスタイルがアルファベットのAのようだから」

私の問いかけは右隣にいたアオイちゃんが的確に答えてくれた。
さすが、物知りの彼女である。
ありがとう、とお礼を言った私はステージに注目。


先生方5人がそこに集まっているからだ。
服装は歌っている7人グループのMVさながら。どうやら宇髄先生の奥様達がコーディネートを担当したらしい。流石ファンの方は思い入れが違う。


「Dynamite」はパンクとソウルの要素を併せ持ち、1970年代から80年代の影響を受けたレトロ調なディスコポップソング。
だからその年代を思わせる服装を先生達それぞれが着用している。


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