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恋はどこからやって来る?/ 鬼滅の刃(短編・中編)

第37章 Dear 何年後かの私達へ / 🎴


ピンポンパンポーン♪
「宇髄だ。1年筍組の竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助、それから沢渡七瀬。至急職員室に来い。繰り返す……」

「なんだ、今日も七瀬と一緒に呼び出しかー」

「私、もうメンバーだって思われているのかな?」

怨念を思い切り込めてノートに歌詞を書き殴っていた善逸、そしてまた次の授業の教科書を立てかけて早弁をしようとしていた伊之助と共に。
4人で宇髄先生が待つ職員室に向かった。


右には大好きな彼氏。左には大切な仲間である善逸と伊之助。
今日も授業終わりはバンドの練習が待っているのだろう。私は炭治郎に気づかれないように、制服の胸ポケットに入れてある耳栓に右掌で触れた。

“今日も私の鼓膜を助けてね!”






Dear 何年後かの私達へ 沢渡七瀬

元気に恋人やってますか 現在(いま)の私達は
心地よい距離感保ち 好きを胸に大切に抱えているよ

今見えている景色が カラフルに色づく未来
そう勝手に期待して ここから希望色のパレットに彩り足して

2人の絵筆で 真っ白なキャンバスを埋めていくよ

Don’t be afraid(恐れず進め) 勇気を持って前に
To the brighter (明るい方へ) 光差すその先に
Believe and move forward (自分を信じて前に進め) 2人の未来へ


きっと きっと
Everything’s gonna be alright.
(全部上手くいくよ)




end.

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