恋はどこからやって来る?/ 鬼滅の刃(短編・中編)
第28章 アオイハル、跳ねる / 🌊✳︎✳︎
「あ……義勇さ……」
「はあ…熱いな…お前の中は…」
“待てない”の言葉通り、強めに昂りが突かれるとズン…ズン…と下腹部に衝撃が走る。
「七瀬…少し…締めすぎだ…」
「だって刺激がつよ……あん…や……」
またズン!と奥に突かれた。きゅうう……と彼を締め付ければ、く…っと絞り出すような声が上から聞こえて来た。
ズル……と昂りを抜かれる。
「あ……ん」
義勇さんは私の体をくるっとうつ伏せにすると、お尻を自分の方にグッと引き寄せた。
「え、義勇さん、これって……」
「たまには趣を変える」
「変えるって待って……あん!!」
再び彼の昂りがするりと私の中に入って来た。
グチュ……と結合部が触れ合う音が響く度に、また私の下腹部はきゅうう……と反応して、彼を締め付ける。
「あ、や……やん!!ダメです……」
「すまない、もっと近づいてくれ」
後ろから彼の両手が私の体に回ったかと思うと、更に昂りが深く入ってきた。
「義勇さ……ダメ、イッちゃ、ん……ああん!!」
彼の律動がまた速まる。
「はあ、出すぞ……くっ……」
下から生暖かいものが膜越しに伝わって来る。一回、二回……と下腹部で白濁を受け止めた。