第28章 アオイハル、跳ねる / 🌊✳︎✳︎

プチッと水色のブラのホックが外されると、姿を現す２つの膨らみ。義勇さんがほう…と息を吐くと、ゆっくりと胸の形を変え始める。


「あん…や…」
「吸い付く肌だな。ここも触れてほしそうだ」

彼が膨らみの上に鎮座している、桃色の蕾を親指の腹でくるくると回し始めた。


「ん……ダメ…」
「本当にダメか？」

義勇さんが、今度は親指と人差し指でキュッ…と摘むと、背中がしなってしまう。


「お前はこうすると……」
「やっ……あん！！」

片方の蕾を口に含まれ、もう片方は２つの指で擦られた。

「中に入っている時と…ん…同じくらい…はあ…良い声だ」

彼の熱い熱い舌使いと一緒に肌に触れる息遣いにも、胸がきゅう…と締め付けられる。

「義勇さん……？」

胸の刺激をやめた彼が突然寝室から出て行ったかと思うと、右手に何かを持って戻って来た。

「それ……何ですか？」
「………これを塗ったらどうなるか持って来た」

ぬ、塗る？？


「すみません、義勇さん。塗るってどう言う事？」

彼が右手に持っている小皿には黒いものが乗っている。


「そのままの意味だ……お前に塗る」
「や……ダメです……あん…」

義勇さんはブルーベリージャムを私の胸の谷間にちょん、と載せたかと思うと舌を使って丁寧に、じっくりと舐め取っていく。