恋はどこからやって来る?/ 鬼滅の刃(短編・中編)
第26章 ファーストオレンジアロマ / 🎴✳︎✳︎
「炭治郎……!」
「ああ…何…?」
「私も…すごく…はあ…幸せ…」
「……もう七瀬大好き…一緒に気持ちよく…なろ?」
うん、うん、と2回頷けば、律動が段々と早まっていく。
「ん…はあ……あ…そこ…すご…くい……」
「はあ…俺も凄く……う……いい……」
パン、パン、と打ち付け合う音がまた続く。
「七瀬……ちょっと一回…抜くな…」
「あ…ん…待って…」
「大丈夫……もっと気持ちよくなれる」
「本当…?」
ああ、と言う返事と共に唇に口付けがまた1つ落ちる。
「ここ、乗ってくれるか」
あぐらをかいた炭治郎が指をさしているのは、彼の太もも。
私はうん、と頷き言われた通りに上に乗った。
「入ってきて、七瀬……」
「え……」
私と彼の間にはピンと真上に反り立つ恋人の昂り。
「そんな七瀬の姿も見たい」
「わかった…」
恥ずかしいけど、炭治郎が言うなら……私は一度腰を少し上げ、ゆっくりと自分と彼を繋げていく。
とろとろになっている入り口は簡単に炭治郎の昂りを流れるように受け入れてしまう。
「はあ……気持ちいい…」
瞬間、私の中がきゅう…と締めてしまう。
「うわ……ちょっと締めすぎ……」
そう言いながらも、私の両頬をそっと包んでくれる炭治郎。