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恋はどこからやって来る?/ 鬼滅の刃(短編・中編)

第21章 令和の師範と継子 ② / 🔥


翌日の日曜日。AM7:30

ん……朝かあ…
遮光カーテンの隙間から入り込む陽光が顔に当たり、目が覚めた。

自分の体をまず確認。……うん、何も着ていない。腰もまあ何とか…大丈夫と言える。

朝ごはんの用意をする為に、まずベッドから出て着替えようとすると……そうはさせないと、私の腰に回る大きな腕が2つ。

「………もう出てしまうのか?」

振り返ると、カーテンの隙間から差し込む日の光と同じくらい綺麗な色をした双眸が、こちらを見上げていた。

「おはようございます、杏寿郎さん」
もう一度ベッドに入り、横になった私は恋人に挨拶をする。

「おはよう、七瀬」
私の左頬を撫でた後、そこと唇に可愛いキスをくれる彼。


「朝ご飯用意しようと思って…コーヒーも淹れますね!」
「七瀬、朝食の前に……」

まずは2人で目覚めのシャワーを浴びて、体と心を起こした。



40分後……
良い香りがするコーヒーが2つと、朝食が食卓に並ぶ。

昨日買っておいたクロワッサンをトースターで少し焼き、目玉焼きはカリカリに焼いたベーコンと一緒に。

その他はトマト、レタス、きゅうりのシンプルなサラダと、スープは昨日一緒に作ったさつまいものポタージュ。
杏寿郎さんはさつまいもが大好きでたくさん飲むから、多めに作った。

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