第1章 東リベ(マイキー+ドラケン)
ドラケン「俺と付き合え。」
マイキー「付き合うんなら俺だよな?友芽?」
友芽「・・・へ?」
いきなりそんな事を言われても唖然とするしかない。
だって、転校して来た次の日の帰り道。そんな事を言われてもピンと来ない。
目の前で自分に手を差し出しながら歪み合っているこの人達は誰なのか。
友芽「ご・・・めん、なさい。」
マイキー「はぁ!?なんだよ!俺が頭下げてんのに!!」
友芽「だっ!だって!!転校して来たばかりで。あなた達がどんな人かも知らないし・・・。」
ドラケン「何。じゃぁ俺の事知ってたら俺の女になんの?」
友芽「そう・・・かもしれないです・・・けど・・・。」
友達として付き合っていく内に良い所や素敵だなと思う所があれば恋心を抱く事もあるかもしれない。
マイキー「じゃぁ早く俺の事知って貰わねぇとな。友芽行こうぜ。」
手を繋ぐマイキーに
ドラケン「あ?何言ってんだ?ちび。俺とに決まってんだろ?」
マイキー「あ?何?木偶の坊?」
ピリピリと嫌なムードが漂う。
友芽「あ~!もぉ~!止めてくださいよ!三人で!!三人で仲良くしましょう?」
マイキー「!!」
ドラケン「!!」
友芽「?」
マイキー「ぷっ・・・はははははっ!!やっぱ、お前面白れぇな!!」
ドラケン「あはははははっ!!良い!やっぱ気に入ったぜ。」
マイキー「そう決まれば行くぞ。友芽」
今度は両方の手を二人に繋がれ歩く。