第2章 東リベ(場地)
千冬「友芽!一緒に帰ろうぜ。」
友芽「千冬?今日集会だって言ってたのに。どうしたの?」
帰ろうとすると昇降口で千冬に声を掛けられる。
千冬「ん~。馬地さんの事で色々あってさ・・・。今日の集会なくなったんだ。」
友芽「え?馬地さんって前に紹介してくれた、隊長さん?」
千冬「うん。馬地さんには何かあってあんな行動したんだと思うんだけど・・・」
友芽「馬地さんが何かしたの?」
千冬「うん・・・でも友芽には教えねぇよ」
友芽「なんで?」
千冬「だって馬地さんマジでかっけぇからあんま話したら友芽、馬地さんとこ好きになっちゃうかもしんねぇだろ?」
友芽「千冬・・・。・・・私には千冬しかいないよ?」
千冬「・・・。やっぱ、俺も友芽以外の他の女なんて興味ねぇわ。好きだぜ。友芽。」
友芽「私も好き。」
チュッー
千冬の頬に優しくキスをすると離れる。
友芽「私今日千冬と会えないからってバイト入れちゃったんだ。こっちだから、明日の朝また会おう。」
千冬「そっか。俺も集会って言ってたしな。・・・バイト、頑張れよ。」
友芽にひらひらと手を振る。
友芽「うん!また明日ね。」
にこりと笑い千冬に手を振ると分かれた。