第3章 赤い月
=ガキィーン!!=
「ゾロ!!」
「相手も刀を使ってんだ…、俺に任せろ!!!!」
両手に持った二本の刀の刃を交差させ、赤月の闇の一太刀を受け止めたゾロ
「レディーには傷つけさせたら許さねぇぞクソ剣士!!!!」
サンジが言い放った言葉に赤月の闇はぴくりっと反応し、標的をサンジへと変えた
「なっ何で俺…!!?」
「サンジ君!!」
「ナミさんとロビンちゃんは下がってて!!!!」
サンジは赤月の闇が放つ太刀の攻撃をギリギリで避けたり、蹴りで弾き返す
「皆さん私に任せて下さい!!」
サッとバイオリンを構えたブルック
「そうか…! 眠らせれば…!!」
「"眠り歌・フラン"!!」
ブルックの弾いたバイオリンの音により、赤月の闇はフラついたが、踏んばって立ち続けた
「なんと…!!? 私のバイオリンで眠らないとは…!! ビックリして目ん玉が飛び出そうです!! …あ、ガイコツなので目ありませんでした!! ヨホホホ!!!!」
「笑ってる場合かアホガイコツ!!(怒)」
「あ痛いっ!! サンジさん酷いです!!;」
笑っていたブルックにサンジは一発蹴りを入れた←
「…おい」