第13章 サプライズ大作戦
「進路の話なんて俺されてないッスけど、これから聞かれるんスかねぇ?」
『あ!その事なんだけどね…』
私はむっくんの誕生日をサプライズでお祝いしたい事、その計画を立てる為に征ちゃんに協力してもらった事をみんなに説明した。
「そういう事だったんですね。」
「いいッスね〜!楽しそうだし!もちろん協力するッスよー!」
「しゃーねーな。やってやるか!」
「協力してやらんでもないのだよ。」
「えりか、私も手伝える事あったらどんどん行ってね!」
『みんな…ありがとう!』
「でも赤司君、監督の所へ行くと言ってましたが、大丈夫でしょうか?」
「赤司の事だ。おそらく事前に監督にも話を合わせてもらうよう頼んでいるのだよ。あいつにぬかりはない。」
「すごいッスね…さすが赤司っち…」