第12章 お勉強会
『えっ!赤点ゼロ…?』
「峰ちん凄いじゃーん。ダントツでバカだったのに〜。」
「えっ!俺青峰っちに負けたんスか!?」
「赤点とらなかったら昼飯1週間赤司が奢ってくれるってゆーからよ、死ぬ気で頭に詰め込んだぜ!」
「そして俺の特製コロコロ鉛筆を貸したのだよ。」
「おー!あの鉛筆すげーな!記号の所全部あれ転がしたらほぼ正解だったぜ!」
「緑間君のコロコロ鉛筆は凄いです。僕も借りた事があります。」
『なにそれ、大輝ズルいじゃん!』
「いーんだよ。これで補習に出なくて済んだしよー。」
「あ、青峰っちに負けた…」
涼太はバカな大輝に負けたのが相当ショックなのか、凄く落ち込んでいた。
『涼太、大丈夫だよ!大輝ズルしてるから!』
「黄瀬ちーん、お菓子あげるから元気出しなよ〜。」
こうして無事、誰も補習に出なくて済んだのだった一一