第12章 お勉強会
勉強会が始まって30分くらい経ったかなー?
もう既に疲れたよ…。
それは涼太も大輝も同じみたい。
「あーもう作者の気持ちなんて分かんないッスよー!」
「なんだよこれ!漢字ばっかで平仮名ねーじゃん!意味わかんねー!」
あぁ…私も全く同じ事思ったよ。
こんなバカ2人と同じレベルなのが悲しいけど…。
『はー。私もちょっと疲れたな〜。』
「じゃあ俺と一緒にお昼寝しよっかー。」
むっくんはそう言って後ろからぎゅっと抱きしめてきた。
むっくんは優しいなー。癒される…。
「お前達いちゃつくんじゃないのだよ!大体今はもう夕方だ!昼寝じゃないのだよ!」
「ミドチンさっきからイライラしてるね〜。チョコレートあげよーか?」
「こんなバカばかりの相手をすると疲れて当たり前なのだよ…。」
「…頑張りましょう、緑間君。」