第4章 夏だ!海だ!
えりかside一一
季節は変わり、夏が来た。
明日から夏休みが始まる。
「今年も毎年恒例の夏合宿を行う。明後日から3日間だ。各自準備しておくように。」
「あ〜今年も合宿かー!赤司っちー、合宿する所に海はないんスかー?俺海行きたいッス!」
「私もテツ君と海行きたーい!!」
「痛いです…桃井さん。」
「海はあるが駄目だ。遊びに行くんじゃない。」
「ちぇーっ。えりかっちからも何とか言って欲しいッスー。」
『私も海行きたいなー。去年は行ってないし。ねー征ちゃん。1日早く行って、初日は海で遊ぼうよ〜。』
「ちょっとえりかち〜ん。ダメに決まってんじゃーん。」
「紫原が珍しく真面目なのだよ…」
「えりかちんの水着姿なんて他の奴らに見せられる訳ないでしょー。そんなの見ていいのは俺だけー。」
「そうか!海行けば水着が見れんだな!」
「だから〜峰ちん、海なんて行かないって赤ちんも言ってるしー。」
「…良いだろう。」
「「「「えっ…?」」」」
「えりかの言った通り、1日早く行って初日は海に行くのも良いだろう。宿泊する所には僕が伝えておくよ。」
『やったー!海だー!征ちゃんありがとー!』
「ちょっ…赤ちーん!もぉー。」
「紫原っち残念ッスねー!えりかっちの水着〜!」
「真面目かと思っていたら、自分で墓穴を掘るバカなのだよ。」
一一こうしてみんなで海に行く事が決定した。
むっくんの水着姿楽しみだなぁ。
絶対かっこいい←