第21章 happy new year
とりあえず私は人が少ない場所に避難。
…あ〜疲れた〜。やっと人混みから抜け出せたよー。
とりあえずむっくんに電話しよ…
って電池切れ!?こんな時に!?
…終わった。これ完全に迷子だよ。
どうしよう。迷子センターみたいな所あるかな?←
「どうしたの〜?誰かとはぐれちゃった〜?」
『あ…はい。』
「じゃあ見つかるまで俺らと遊ぼうよ?」
…明らかにチャラいお兄さん達が声をかけてきた。
やだなぁ…。とりあえず嘘ついとこ。
『さっき電話して、もう合流できるんでいいです。』
「え〜いいじゃん、行こーよ?」
『や…やだ!』
男は私の腕を掴んで強引に引っ張ってきた。
「…離せよ。」