• テキストサイズ

黒子のバスケ purple days♡

第19章 進路




…むっくん秋田県に行っちゃうの?

もしかしたら東京じゃない高校かもしれないって、考えてはいたけど…

まさか秋田県だなんて…


『…そ、そうなんだ。あ…私急用思い出したから急いで帰らなきゃ!ごめん、帰るね…』

「えっ、ちょ…えりかちん!?」


私は思わずむっくんを置いて、走って家に帰った。

そのまま自分の部屋に駆け込んだ。


…私何やってんだろ。

むっくん置いて逃げて来ちゃった。


『……っ………。』


ポロポロと涙がこぼれ落ちてくる。


…秋田って…。すっごい遠いじゃん…。

むっくんがそんな遠い所に行っちゃうなんて…

…やだよ。そんなのやだ…。

でも…そんなワガママ言えない。


/ 190ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp