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白銀の五線譜

第1章 第一章始まりは雨の日に


審神者生活一日目。
まずは出陣をしてみましょう。

結果、圧勝だった。


「ちょろいわ」

「はい?」

審神者生活二日目、遠征に行きましょう。
その間に鍛刀をして刀剣男士を増やすことに徹底した。

結果、ポンポン増えた。

「何故資材が短刀でレアが来るんですか!」

「私、くじ運いいから。昔からアイスを外したことないの」

「アイスのくじと一緒にしないでください!何ですか?ドロップ率の悪い刀をホイホイして」

「ゴキブリホイホイみたいね」

「止めてください!」

そんなわけで私は片手間で審神者稼業なる者をこなしながら近侍に刀剣男士のお世話を任せた。


近辺整理の為に現世に向かうことがあったが…

「俺の名は獅子王。黒漆太刀拵も恰好いいだろ! 活躍すっから、いっぱい使ってくれよな。へへ」

偶然拾った刀や。

「おお。小さすぎて気づかなんだわ。俺は岩融、武蔵坊弁慶の薙刀よ!がはははは!」


ガラクタ市場で売買されていたりして、何故か源氏の刀剣と縁があった。


「これって棚ぼた?」

「何ですかこれはぁぁぁぁ!」

「相変わらずすごいね」

「あっ…ああ源氏組が揃ったな。僅か二週間で」

源氏組は全員本霊と聞かされる。
政府の元にいる本霊は未来の刀剣で、過去の本霊は消息がつかめないらしい。


色々と謎が深まる所だ。


「とりあえず源氏万歳!」

「「「源氏万歳!」」


こうして私の本丸には源氏が集中したのだが、私に縁があるのは源氏だけではなかった。


そうもう一組、縁があったのだ。


双方とも悪の強い一家だ。

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