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根暗オタクはきのこぱんつを召喚しました。【うたプリ】

第3章 ナギくんのパンチの強い気まぐれ


鈴「ナ~ギくん!!」
ナギ「……………。」
鈴「むっ!ナ~ギくん!!」ナギ「…………。」
鈴「ナギナギナギナギナギナギナギナギナギ…。」
ナギ「うるさいんだけど。」
鈴「………なぎぃ(泣)」
ナギ「……やっぱボクもアイドルだからさ、君みたいな根暗オタクに付き合うのもバカらしくなってきたんだよね。」
鈴「えっ?……。」
ナギ「だから、興味ないっていってんの。」
鈴「なんで?……。」
ナギ「はっきり言ってオタクとかちょーキモいんだよね。」
鈴「………。」
ナギ「ボクに近よらないでくれる?」
きっぱりとそう言われてしまったのだ。あのナギに、私は耐えきれなくなって走りだした。何で?あんなに楽しそうだったのに……。
酷いよ、ナギ…。
あれから一ヶ月。私は藍ちゃんと翔ちゃんとの接触も避け、一人根暗な引きこもりオタクとしてまたパソコンをいじり始めた。
その時だった。画面に映りこんだ少年には見覚えがあった。
鈴「な…ぎ…。」
つらい、つらいけど、やっぱり目が離せない。
これが彼か、宇宙一可愛いアイドル帝ナギか。
鈴「そうだよね。私が思い上がってた。ナギは私の手の届かない場所にいる。没落人間の私とは違う。」
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