第7章 Stand By You－あなたのそばに－

麻未に言われた言葉がよみがえって自分が触れた膨らみを見てみるものの…これが通常なのか大きくなっているのかよく分からない。


「…傑先輩…あの…これって…その……大きくなってるって…ことですか…？」


意を決して聞いてみれば、ポカーンというか唖然というか何とも言えない表情で見ている。


「？？？」


何も答えない恋人を見ながら首を傾げれば、盛大なため息が聞こえた。



「普段からこんなに膨らんでたらヤバい奴だろう…？唯に触れてこうなってしまったんだけど、…もしかして責任とってくれるのかな？」


「えっと……責任とるって…元に戻せばいいんですよね？？」


そう言って再度触れようとしてきた唯の手をガシッと掴んだ。


「あのさ…まさかまた触ろうとしてるんじゃないだろうね？」


「え、そうですけど？？」


「…触られると更に大きくなるって知識ないのかな？」


「そうなんですか！？えっと……じゃあどうしよう……」


オロオロし始めた唯を見て、笑いながら頭を撫でた。


「何もしてくれなくてもそのうち治まるから大丈夫だよ」


「でも………(小声)少し気になったのに……」


「え？」


「あっ…なんでもないですっ！/////」


バッチリ聞こえてしまった唯の本音に

少しだけ傑の悪戯心に火がついた。



「良かったら見てみるかい…？」