第7章 Stand By You-あなたのそばに-
“……ん?……ちょっと……えっ……柔らかいものに当たってる……!?”
そこで初めて手の位置と柔らかな感触により夏油の手が唯の服の中にあり、尚且つ下着も付けていない状態の胸の部分に押し付けられている事実を知った。
「━━━━いくら何でも無防備すぎるだろ…っ///」
意図してやってるつもりが無いことは重々理解をしている。
硝子にああ言ったものの健全な男子高校生には刺激が強すぎる。
少し離れないと理性が負けてしまうと判断し、腕を引き抜こうと試みるが……
唯の胸に押し倒されているので、動かせばどうやっても触れてしまう…。
しかもそれが凄く柔らかくて気持ちよくて…
もっと触れたい気持ちの方が勝ってしまった。